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Lesson.2

音楽配信サービスとは?サブスクリプション型の音楽配信サービスの特徴とメリット

インターネットを介して楽曲のデータを配信することを、音楽配信サービスと言います。ユーザーは自由に好みの音楽を聴いたり、スマートフォンやパソコンにダウンロードして再生できるのが特徴です。

音楽配信サービスの種類には、「サブスクリプション音楽配信サービス」と「ダウンロード音楽配信サービス」があり、それぞれ特徴が異なります。
 

ここでは、それぞれのサービスの特徴、メリット・デメリットについても詳しく解説しますので、音楽配信サービスの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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サブスクリプション型の音楽配信サービスとは

最近注目を集めている「サブスクリプション音楽配信サービス」ですが、似たようなサービスが多く、いまいち内容がわかりにくいと感じてしまうかもしれません。
 

ここでは、音楽サブスクリプションサービスの特徴、およびメリット・デメリットについて詳しく解説します。

音楽配信サブスクリプションサービスの特徴
 

音楽配信サブスクリプションサービスとは、月額定額制の音楽配信サービスのことで、別名ストリーミング配信サービスとも呼ばれており、ストリーミング再生とダウンロード再生が可能です。

ストリーミング再生はインターネットに接続して直接音楽を再生するため、スマートフォンの端末内に楽曲のデータが残りません。

また、インターネットに接続しなければ音楽が聴けないことから、Wi-fi環境がない場所で利用すると、通信料がかかりますので注意しましょう。

これに対しダウンロード再生は、スマートフォンの端末に楽曲を保存する方法で、オフラインでも音楽が楽しめますが、楽曲を保存するための空き容量を確保しておく必要があります。

たとえば、Wi-Fi環境がある場所ではストリーミング再生、通信環境が悪い場所等ではダウンロード再生を利用してオフラインで音楽を楽しむなど、うまく使いわけるとよいでしょう。

音楽配信サブスクリプションサービスのメリット
 

大手音楽配信サブスクリプションサービスでは、約5,000万曲以上の楽曲が月額制で聴き放題となりますので、楽曲をたくさん聴くほどお得感が増します。

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この他、アーティストによっては、新曲の発売と同じタイミングで配信サービスにリリースしてくれるケースが多く、お気に入りのアーティストの新曲がすぐに聴けるというメリットもあります。

 

また、ほとんどの音楽配信サービスでは無料で使える機能に加え、お試し期間が設けられているので、うまく利用しながら、まずは自分に合うか試してみてはいかがでしょうか。

音楽配信サブスクリプションサービスのデメリット
 

音楽配信サービスを利用している人のほとんどが、ストリーミング再生をメインとしているため、回線の環境が悪い場所では、通常より通信量が多くなってしまうというデメリットがあります。

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ストリーミング再生をメインに利用している人が、音楽配信サービスの契約を途中で辞めてしまうと、音楽が聴けなくなることはもちろん、お気に入りの楽曲も手元に残りません。

そのためお気に入りの曲はCDを購入、もしくはレンタルショップで借りて端末に保存し、色々な音楽を手軽に聴きたいときは音楽配信サービスを利用する、などの使いわけをするとよいでしょう。

ダウンロード音楽配信サービスとの違い

ダウンロード音楽配信サービスとの違い

最近注目を集めている「サブスクリプション音楽配信サービス」ですが、似たようなサービスが多く、いまいち内容がわかりにくいと感じてしまうかもしれません。
 

ここでは、音楽サブスクリプションサービスの特徴、およびメリット・デメリットについて詳しく解説します。

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ダウンロード音楽配信サービスの特徴

1曲もしくはアルバム単位で販売されている楽曲を購入するタイプの音楽配信サービスで、イメージとしてはお店でCDを購入する感覚に近いかもしれません。

スマートフォンやパソコンなどの端末に、楽曲データをダウンロードして視聴するのが特徴で、とくにピンポイントで楽曲を手に入れたいという人にはおすすめのサービスです。

利用方法は、まずインターネットからMP3ファイルを購入し、スマートフォンやパソコンに保存しますが、ダウンロードするために空き容量が必要となりますので注意しましょう。

続いて支払い方法ですが、クレジットカードや携帯電話料金からの引き落とし、またはコンビニエンスストアで販売されているプリペイドカードでも、支払いが可能です。

ダウンロード音楽配信サービスのメリット

ダウンロード音楽配信サービスの場合、一度購入すればデータを削除しない限り、いつでもお気に入りの曲を聴くことができます。

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しかも、定額制の音楽配信サービスのように、毎月料金が掛かることもありません。その上、ダウンロードが完了している楽曲は通信料を気にせず、いつでも再生が可能です。

この他、ハイレゾ対応の配信アプリを利用すれば、CDの約数倍の情報量を持つ「高音質音源」の活用によって、レコーディングの現場やライブの臨場感を、よりリアルに味わえることでしょう。 

ダウンロード音楽配信サービスのデメリット

ダウンロード音楽配信サービスの「1曲分の平均相場は約250円」ですが、これに対しレンタルショップでは、「アルバム曲なら1枚当たり約300円前後」で借りることができます。

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たとえば、10曲入ったアルバム曲を借りた場合、1曲当たりの値段は約30円なので、単純に比較するとダウンロード音楽配信サービスで購入した方が割高になってしまいます。

また、ダウンロードした音楽はネット環境が無くても気にすることなく、自由に音楽を聴くことができますが、端末に保存する必要があるので、空き容量を確保しなければなりません。

とくにスマートフォンでは、容量が不足すると快適に使い難くなるという現象が発生します。

そのため、別途楽曲を保存する場所を用意したり、不要となったデータは削除するなどの手間が必要です。端末が容量不足にならないよう十分注意しましょう。

自分にぴったりの音楽配信サービスの選び方

自分にぴったりの音楽配信サービスの選び方

ここでは、音楽配信サービスの選び方のポイントを解説します。

料金プランは豊富か
料金プランは豊富か

サブスク型の音楽配信サービスの中には、ファミリープランといって家族で加入することで1人あたりの料金が割安になるものや、学生対象の学割プランなどがあります。

また、一部の機能や音質に制限がかかるけれども無料で利用できるプランもあります。豊富な料金プランから、自分に合ったもの、低コストで利用できるものが選べるかどうかも、確認しておきましょう。

自分の欲しいコンテンツ(楽曲・アーティスト)はあるか
自分の欲しいコンテンツ(楽曲・アーティスト)はあるか

自分の聴きたいアーティスト・楽曲が取り扱われているか必ず確認しましょう。このとき、好きなアーティストの楽曲が取り扱われていても、数曲・アルバム枚数が少ないこともあります。自分の欲しいコンテンツとその量が提供されているかは要チェックです。

音質にはそこまで違いがない
音質にはそこまで違いがない

音楽配信サービスやサービス内のプランによって、楽曲の再生音質に差がある場合があります。しかし、一般的に楽しむ分には大きく差を感じることはあまりありません。

音楽配信サービスを選ぶ上で、よほどこだわりのある方以外は音質の差はそこまで気にする必要はないと言えます。もし、音質にこだわって楽曲を聴く方はハイレゾ音源対応サービスを選ぶのもひとつの手です。

ハイレゾ対応オーディオ機器なら超高音質音源の提供サービスの利用も!

音楽配信サービスの中には、ハイレゾという超高音質な音源を提供しているものもあります。CD音質同等それ以上の仕上がりであるハイレゾ音質を求める方はチェック項目です。

もし、ハイレゾ音源対応サービスを利用するのであれば、ご自身が使うがオーディオ機器がハイレゾ音源に対応しているか確認した上で検討してみましょう。

自分に合った機能があるか
自分に合った機能があるか

音楽配信サービスは日常的に使うものになると思います。サービス内に、自分に合った機能があるか確認しましょう。以下では、チェックしておきたい4つの機能をご紹介します。

-プレイリストの共有-

ほとんどの音楽配信サービスでは、オリジナルでプレイリストを作成できます。このプレイリストの共有機能があれば、友達や恋人・家族に自分の好きな音楽をおすすめしたり、シェアされたりすることができます。

友達・恋人などからおすすめされた曲を何曲でも聴くことができるのは定額のサービスならではの魅力。プレイリストの共有機能を使えば、音楽の幅が広がったり、シェアによって人と繋がれるメリットがあります。

 

 

-音楽のレコメンド機能-

音楽ストリーミングサービスは、何といっても提供されている楽曲の種類の豊富さがメリットです。

再生した楽曲を参考におすすめ楽曲を提供する機能や、レコメンド機能が付いているサービスが多く、新しい音楽との出会いがあります。好きなアーティストやジャンルが定まっている人でも、普段は聴かないようなジャンルの曲との出会いもあるので、音楽を幅広く楽しむきっかけが作れます。

 

 

-ダウンロード機能はデータ容量の節約に-

ダウンロード機能があるサブスク型の音楽配信サービスを利用すれば、データ容量の節約になります。

このときの注意点は、サービスを退会するとダウンロードしておいた楽曲は聴けなくなることです。これはダウンロードした楽曲をアプリ内で管理している仕組み上、通常の楽曲購入とは保存先も異なるためです。あくまで会員で月額の料金を払っている人が、継続して利用できるサービスになります。

 

 

-作業向けコンテンツの配信なども助かるポイント-

音楽配信サービスでは、クラシック、BGMやオルゴールなど豊富に揃っており、気分や場に応じて好きな音楽を楽しむことができます。

仕事や作業中には、歌詞のないインスト曲が心地よかったりしますよね。作業向けコンテンツの配信があるかどうかも確認しておきたいポイントです。

サブスク音楽配信サービスに向いている人の特徴

サブスク音楽配信サービスに向いている人の特徴

音楽配信サービスには、サブスクリプション型とダウンロード型のものがありますが、利用する人によって向き不向きはそれぞれ異なります。

ここでは、両者を比較し、それぞれ向いている人の特徴について解説しますので、自分に合う音楽配信サービスを選ぶ際の参考にしてみてください。

サブスク音楽配信サービス向きの人とは

世界中の色々なジャンルの音楽を楽しみたい人や、知らないアーティストの楽曲も楽しみたいという人には、サブスクリプションサービスがおすすめです。

さらに、お気に入りの曲を集めて勉強中や作業中にBGMとして音楽を聴きたい人は、プレイリストを使うことで自分専用の音楽を楽しむことができるでしょう。

プレイリストは有名なアーティストが提供していることも多く、もしかしたら好きなアーティストで、いつも聴いているオリジナルのプレイリストを聴くことができるかもしれません。

また、サブスクリプションサービスを利用する場合、オフライン再生よりもストリーミング再生がメインとなるでしょう。

そのため、身近な場所にWi-Fi環境がある地域で視聴する機会が多い人には、とくにおすすめのサービスです。

自分の視聴スタイルに合った配信サービスを使おう
自分の視聴スタイルに合った配信サービスを使おう

音楽配信サービスは、サブスクリプションサービスとダウンロード配信サービスの2種類に大別されます。

様々なジャンルの新しい音楽を聴いたり、Wi-Fi環境が整っている場所で聴く機会が多い人には、サブスクリプションサービスがおすすめです。

好きなアーティストの曲に限定して聴きたい人には、毎月一定の料金を支払う定額制の音楽配信サービスではなく、ダウンロード配信サービスが最適です。

もちろん、両者をうまく使いわけてもよいかもしれません。まずは、別ページで紹介している音楽配信サービスを参考にしながら、自分の視聴スタイルに合った配信サービスを探してみましょう。

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