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Lesson.3

オーディオブックとは?選び方やサービスの特徴について

読書の時間がなかなかとれない人には「聴く読書」と呼ばれるオーディオブックが便利です。通勤中やジョギング中に読書を楽しめます。

読書をしたいとき、紙の本か電子書籍かどちらにしようか迷うことはありませんか?この記事では、そのどちらでもない選択肢「オーディオブック」について取り上げています。

昔話や漫談を録音したCDなどは以前からありましたが、オーディオブックは本を朗読して録音したものがWEBサイトや専用スマホアプリで手軽に聴けるサービスです。

本を開く余裕がないときでも、オーディオブックならいつも持ち歩いているスマホで本を聞くことができます。

​自分好みのオーディオブックサービスを見つけて、効率的に読書を楽しみましょう!

​本記事には広告が掲載されています。

オーディオブックとは

オーディオブックとは、本の朗読を録音したコンテンツのことです。主にプロのナレーターが朗読しており、音声ファイル形式やCDブックなどがあります。

俳優や声優が朗読したオーディオブックもあり、作品よりその人を目当てに購入するというユーザーもいるようで、紙や電子の書籍とは異なる「音」における楽しみ方ができます。

特徴
特徴

オーディオブックは「耳」から読書体験できるので、快適に聴くための機能が充実しています。

本の内容に加えて、朗読する人の声や演技力も楽しめます。ジャンルも、小説やビジネス書、子供向けの昔話などさまざまです。

1作ずつナレーションするため、1冊作るのに手間と時間がかかる商品でもあります。商品価格は、無料のものから単品購入または定額制聴き放題の有料サブスクサービスなどがあります。

オーディオブックはパソコンからブラウザ利用もできますが、スマホで手軽に聴けるオーディオブック専用アプリが主流です。

オーディオブックサービスは、サイトごとに力を入れている書籍のジャンルや起用している声優・ナレーターなどが異なります。後ほど、おすすめのオーディオブックサービスやアプリをご紹介します。

活用シーン
活用シーン

オーディオブックはどのようなときに活用できるのでしょうか。オーディオブックの活用方法や活用シーンをご紹介します。

-目が疲れているとき-

本には紙媒体と電子書籍がありますが、目が疲れているときは紙であっても読むのは大変ですよね。

オーディオブックは目を閉じていても読書ができるので、目を休めながら読書ができます。スリープタイマー機能を使えば、聴きながら眠りに落ちても自動で再生を止めてくれます。

 

-短時間(倍速再生)で読書をしたいとき-

音楽ストリーミングサービスは、何といっても提供されている楽曲の種類の豊富さがメリットです。

再生した楽曲を参考におすすめ楽曲を提供する機能や、レコメンド機能が付いているサービスが多く、新しい音楽との出会いがあります。好きなアーティストやジャンルが定まっている人でも、普段は聴かないようなジャンルの曲との出会いもあるので、音楽を幅広く楽しむきっかけが作れます。

 

 

-ダウンロード機能はデータ容量の節約に-

多くのオーディオブックでは再生機能が充実しており、中でも倍速再生は時短になるので便利です。

2倍速、3倍速など好きな速度に設定することで、隙間時間を活用して効率的に読書や学習ができます。オーディオブックサービスの中には、30分以内や1時間以内など、収録時間ごとに検索できるものもあります。読書にかかる所要時間を意識している人は、このような検索機能や倍速再生機能を活用してみてください。

 

-ながら作業で読書がしたいとき-

オーディオブックは、音楽やラジオを聞くように、車を運転中でも、スマホにアプリをダウンロードしておけばいつでも聞けます。

読書は、本を広げたり、ページをめくったり、なにかと作業が伴うものです。オーディオブックなら流し聴きできるので、音楽を聴くかわりに読書をすることができます。

-活字が読めない人に読み聞かせしたいとき-

オーディオブックは耳でできる読書なので、活字が読みにくい高齢者の方や目の見えない方、字が読めないお子さんへの読み聞かせにも便利です。

オーディオブックでは、古典や昔話などは無料で聴けるものが多く、幅広い人に活用できます。

オーディオブックの選び方

オーディオブックの選び方

それぞれの配信サービスは、料金プランやサービス内容、専用アプリの機能などに違いがあります。まずは、自分が重視するポイントを整理しましょう。

自分が読みたい作品があるか
自分が読みたい作品があるか

オーディオブックは配信サービスによって、力を入れているジャンルや取り扱う作品に違いがあります。自分が読みたいジャンルにこだわりがある場合、そのジャンルに力を入れている配信サービスを選ぶのがおすすめです。

また、同じ本でも配信サービスによって朗読している人が違っています。有名な声優や俳優・女優が朗読しているオーディオブックもあります。お気に入りの小説を有名声優の臨場感のある演技で聞きたいなど、だれが朗読しているかで配信サービスを選んでみるのもいいでしょう。

アプリの使いやすさもチェック
アプリの使いやすさもチェック

毎日使うものほど、使いごこちは重要です。スマホアプリでオーディオブックを聞く場合の機能として、以下のような点をチェックしてみてください。

  • 検索のしやすさ

  • オーディオブックを再生しながらほかのアプリを使用できる「バックグラウンド再生」の有無

  • オフライン状態でもオーディオブックが聞けるのか

  • 再生速度を自分の聞きやすいペースに変更できるか

  • スキップ機能の有無

  • スリープタイマー機能の有無

隙間時間で聞く場合、2倍速や3倍速に設定できれば、短時間で読書ができます。

 

また、寝る前にオーディオブックを聞く場合、設定した時間になればスマホが自動的に再生を停止してくれるスリープタイマー機能付きが便利です。

アプリの機能を比較して、自分が欲しい機能がそろっているサービスを選べば、ストレスなくオーディオブックを楽しめるでしょう。

無料期間や無料で試聴ができるかどうかも確認
無料期間や無料で試聴ができるかどうかも確認

オーディオブックは買い切りか定額で聴き放題か選べますが、無料視聴・無料体験期間が設けられているサイトも多いです。無料体験を利用すれば、オーディオブックが自分にとって合っているか確認することができます。

オーディオブックは制作の手間から1冊でも価格が高くなるので、買ったあとに「使いにくかった」「結局聞かなかった」と後悔しないように、無料体験を上手に活用しましょう。

聴き放題プランがあるかどうか
聴き放題プランがあるかどうか

オーディオブックには、単品購入と聴き放題プランがあります。聴き放題だと、興味はあったけれども手を出していなかった本や、今まで興味のなかった分野に挑戦できるメリットがあります。

オーディオブックは1冊1000円~2000円ほどするので、読みたい本がある場合は、聴き放題プランの対象になっているか確認しましょう。

オーディオブックのメリット

オーディオブックのメリット

昔はよく本を読んでいたけれど、今は仕事が忙しくてそんな余裕がなかったり、本を読もうと開いてもすぐに疲れてしまうなど、本を読みたいけれどもなかなか読めない人にオーディオブックはおすすめです。

作業しながら耳で読書ができる
作業しながら耳で読書ができる

オーディオブックは、料理や掃除中で手が離せないときでも、再生しておくことで読書をすることができます。

また、「自分には難しい」と思う本は、本を読んで理解しようと思うとかえってなかなか読み進められません。

しかし、無料で聞ける配信サービスもあるので、テレビの代わりに流しておくという気持ちだと、手を出しやすくなるでしょう。

集中力を使わずに読書を楽しめる
集中力を使わずに読書を楽しめる

本や画面を開いて書かれている文字をしっかりと読み込むという作業は、集中力が必要です。

仕事で目が疲れているときや、体調が悪いときには、本やスマホやパソコンの画面を見て文字を読む気になれない場合もあります。

しかしオーディオブックならば、仕事の休憩中でもベッドに入って目を閉じても、音声を再生させておけば読書を楽しめます。

就寝時にオーディオブックで読書が楽しめるのはもちろんですが、体調が悪くてベッドに横になっているときでも音楽を再生するようにオーディオブックを再生すれば、読書ができるでしょう。

本を開くスペースがなくても読書できる
本を開くスペースがなくても読書できる

通学や通勤で利用する電車やバスの中で、スマホで音楽を聞いている人も多いでしょう。

オーディオブックはスマホで音楽を聞くことと同じです。電車やバスの中で本を開くスペースがなくても、車を運転中でも、スマホにアプリをダウンロードしておけばいつでも聞けます。

そのため、今までスマホなどで暇つぶしをしていた時間が、読書の時間として有効に活用できます。

オーディオブックのデメリット

オーディオブックのデメリット

オーディオブックはまだまだ普及途中です。そのためにタイトル数が少なかったり、機能が十分ではなかったり、色々な注意点があります。

その点を踏まえて、オーディオブックを使いこなしていきましょう。

利用できる本は少ない
利用できる本は少ない

出版された本を朗読し録音してデータ化するというひと手間があるオーディオブックは、ラインナップに追加されるまでに時間がかかってしまいます。そのために、紙媒体の書籍よりも数は少ないのです。

また、人気のある本や定番の本はオーディオブック化されていても、マイナーな本だとオーディオブック化されていないという場合もあります。

そのために、読みたい本を読むというよりは、利用する配信サービスにある本の中から、本を選んで読むという感覚になるでしょう。

飛ばしながら読むことができない
飛ばしながら読むことができない

オーディオブックは、本を朗読したものなので、小説など物語を追うものには適していますが、ビジネス書や自己啓発書など、要点だけをつかみたい場合でもページを読み飛ばすことができません。そのために、普段自分が読むペースよりも、時間がかかってしまう場合があります。

しかし、気になるところは通常ペースに戻したりするなど手間はかかりますが、朗読ペースを倍速にする機能などを使って読み飛ばしすることもできます。

ながら読みは学習効率が落ちてしまう
ながら読みは学習効率が落ちてしまう

車の運転中に聞いていたラジオで、おもしろいと思ったのに後で思い出せなかったり、片付けをしながら見たテレビの内容をよく思い出せないなど、何かしながらだとなかなか内容が頭に入りません。

そのうえ、本を朗読したものを聞くので、図や画像がなどが多く使用されている本は、聴くだけでは理解しずらいというデメリットもあります。

オーディオブックの流し聴きは、本を集中して読んだ場合に比べて、学習効率は落ちてしまいます。

しっかりと学習するためには、何度も繰り返して聴いたり、作業しながらではなく集中して聴く時間を確保するようにしましょう。

オーディオブックを活用して効率的に読書を楽しもう

オーディオブックを活用して効率的に読書を楽しもう

通勤などの時間は、本を開くよりも手軽なスマホを使ってしまいがちです。しかし、オーディオブックならば、耳で聞くだけで読書ができます。

オーディオブック配信サービスは登録・退会・再登録が簡単にできるところが多いです。まずは、気になったところに登録して試してみてください。

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